花小路ゆみ　最新ぽい

漫画サンデーの「女神たちの二重奏」の続編です。
作品中の時間経過は、前作のエンディング後からの続きになります。
３人目の同じ顔の女性が登場する展開ですが、本当に見分けつかないと読んでてわからないので一応描き分けてます。
だけど、作中のキャラ同士の認識では茜も麗花も同じ顔に見えている…はず。
お兄さん(木田兄)は見分けてますが、源次郎さんとかは…。
第２部はサスペンス的なオープニングになってますが、すぐ前作のノリに戻る予定なので読み進めていただけると嬉しいです。
この文章を書いてる時点では26話を作画中。
毎回楽しく描いています。楽しんで読んでいただけると嬉しいです(^.^)。

掲載誌の月テーマ「美醜バトル」に合わせて出来たお話です。
鬼ヶ島の鬼退治から発想してこの話になってますが、内容は「桃若」と「鬼ヶ浜」という名前くらいしか残ってません。

女装男子がメイドさんの格好で色々解決！的な話です。
いくつか出した企画の中でこれが通りました。
月刊誌で30pあるので、毎回行く先々の読み切り連作的に考えていたのですが、派遣先の生意気お嬢様を出したら予想以上に話が描きやすくなったので屋敷中心でお話は進みます。
沙羅お嬢さんは政人に子供扱いされてますが、後に魅惑的な美女に成長し政人と恋をするかも。
家庭教師の徳之助からの恋のアプローチなどいつものコメディストーリーです。

前作「美女斬り御免」は、掲載誌のプレイコミックが休刊になり同時に最終回を迎えました。
その後他社のリイド社「コミック乱ツインズ」に読み切り形式で掲載。
原作の鳴海先生は変わりませんが、掲載誌と担当さんが変わったので、設定も少しリセットして小説版に近くなりました。
前作よりコメディ色が減るのと同時に大吾郎は美女を斬りまくりです。
時間軸的には少し過去の話で、真紗実は登場しません。
コンビニ廉価本としてリイド版+プレコミ版を合わせたものが出ています。
どこかで見かけたら手にとってみてください。
なお電子コミック版でも前作「美女斬り御免!!!～大江戸だるま剣」と合わせて１冊に全話収録して販売されてます。

初期企画ネーム段階では、小説版を原作に下ネタ満載のギャグ強めの作品でした。
ストーリーをいかして、ギャグではなくコメディくらいでという方向性でネームを変更。
数回の打ち合わせとネーム推敲を経て、真紗実をレギュラーにするということで今の雰囲気に落ち着きました。
小説版と一番の違いは”真紗実とやらない”とこだったりします。
真紗実を男装の”処女”美少女剣士という設定でお話をすすめていくことになったからなのです。
美女「斬り」ですが、真紗実は斬られないようです。
マンガ版の原作も鳴海先生が毎回書いているので、小説版とは少し違うストーリーも読めて小説原作ファンにもおすすめです。

2011年大河ドラマに合わせての企画で、お江を描きました。
時代劇は、服装が細かくて通常より時間はかかりますが、リアルで古い町並みとかお城とかが大好きなので、描いていて楽しい世界です。

二重奏は、「王子と乞食」パターンの生活取り替え話から始まってます。
自分では変えられない環境や行き詰まりも”中のヒト”（性格とか）が変われば変わったりして。
€ …そして”禁断の恋”。
おおまかなストーリーは決めてても、コレ！ピッタリ！というセリフやエピソードが出るまでネームが止まります。
週刊連載なので、止まっても数時間ですが。
同時に作画していた「聖女のつぐない-監禁の美聖女」は、休みながらの掲載になりました。
当初はこんなに長い連載になるとは思ってなかったですが、ラストまで盛り上がって描けました。
原作付き作品でもそうですが、長い連載の場合は「マンガの中で、このキャラはもう描かないんだなぁ」と、いつも少し寂しいです。
電子書籍化で、まとめて読めるようになって、嬉しいです(^.^)。

実業之日本社のwebで不定期連載してました。
週刊連載の女神たちの二重奏83-84話のあたりで最終２話入稿してます。
後半部分12話から16話部分で、一気に物語収束させてますが、もし長く続けるようならこの12話あたりで二重奏的恋愛葛藤のお話にするつもりでした。
鮫島の気持ちがバレてはいけない、正体もバレないように的な感じ。
当時携帯サイトを意識してエロ描写強めに入れていました。
連載終了からコミックスにするにあたって内容に合わせての改題です。

ハーフムーンは、聖女よりもソフト路線で描きました。
読み切りですが、掲載時には、「file.0 沼袋課長の場合」とサブタイトル入ってました。
主人公・月島流奈は、二重奏の麗花の元キャラで、疲れた人を「癒やしたい」ヒトです。

久しぶりの鍋島先生原作です。
テーマは「恋愛」なので、日々様々な人の恋愛を解決していきます。
71話あって、結構長い連載になりました。