花小路ゆみ 作品リスト4
花小路小町 時代はレディース誌中心だったのですが、花小路ゆみ以降は青年誌中心に描いていました。
この時期久しぶりのレディース誌が続きますが、楽しく描けました。
唐猫お鈴
~吉原男始末記~
- 真崎 春望【原作】
- まんがグリム童話デラックス【ぶんか社】
- 2004年4月号掲載
- 読みきり41p
- まんがグリム童話”遊女哀史”【ぶんか社】収録
2007年8月20日発行
「口吸い」の床技を持つ花魁鈴音の裏の顔は、女の恨みを晴らす仕置き人だった
吉原周辺の”揉め事”を裏で片付ける”猫”たち。
お鈴は、後に疑いを残さず”キレイな仕事”をする。
ある日、妹分の白菊が何者かに殺されて…。
吉原周辺専門、女の恨み晴らします!
2007年8月20日発行のまんがグリム童話”遊女哀史”【ぶんか社】に収録されました。
文庫版コミックスはサイズは小さいですが、紙質がいいので、ペンタッチの再現性が良くてキレイです。
どこかで見かけたら手にとってみてください。
花魁伝説お七
- 美木 はなこ【原作】
- まんがグリム童話【ぶんか社】
- 2003年8月号 掲載
- 読みきり41p
- まんがグリム童話”吉原遊女哀史”【ぶんか社】収録
2009年1月20日発行
孤児だったお七は、人売り長屋と呼ばれる長屋に住んでいる
ある日、長屋が火事になり、お七は妹分の小萩と共に火に囲まれるが、吉三に救われた
年月はたち、吉原に行ったお七は人気no.1の花魁になっていた。
吉三と恋仲になったお七だったが、可愛がっていた小萩は吉三に横恋慕して、お七の邪魔をする。
嫉妬心から花魁道中という晴れやかな日に事件は起きた…。
”八百屋お七”を元にしたお話です。
舞台が吉原になってるので、女の嫉妬心などが入った作品になってます。
2009年1月20日発行のまんがグリム童話”吉原遊女哀史”【ぶんか社】に収録されました。
収録巻は、唐猫お鈴収録巻とタイトル似てますが、”吉原”遊女哀史です。
狐の町
- H.I【原案】
- ご近所スキャンダル【ぶんか社】
- 2003年 掲載
- 読みきり40p
引っ越した町は小さな権力者の横暴で支配された町だった。
絵画教室を開く画家の妻が受けた陰湿なご近所いじめの数々。
大人たちの歪が思わぬ不幸を招く。
この作品は、ご近所スキャンダルで投稿されたものを原案にした企画マンガです。
ドキュメンタリーではないので、マンガ的に色々変えて最後は女性が自立!みたいな展開です。
風水探偵 美龍-メイロン-
- 鍋島 雅治【原作】
- 別冊漫画ゴラク【日本文芸社】
- 2003年12/17号~2004年8/18号
- 全15話
風水は科学!龍ミサキは風水を使って人を癒やす事を表の仕事にしている。
性格はのんびりホンワカのミサキだが、自分の身に龍を降ろし美龍となることにより、祓いの力を得る事が出来ると共に性格も神秘的なカリスマを持つ。
巫女の力を保つために、その美貌からは意外だが処女である。
そんなミサキの前に邪悪な存在が迫っていた。
”東京カルメン”終了後、久しぶりの鍋島先生原作です。
風水盤とか描くために資料で買った風水の本を連載開始前に読んでました。
敵の闇のバトラーとか”不気味なおじさん”を描くのも楽かった作品です。
七色小町ゴージャス派
- 峰 たかあき【原作】
- 漫画大衆デラックス【双葉社】
- 2003年4/17号~2004年3月号 掲載
- 全12話
小金沢財閥のお嬢さま、小金沢奈々は誰もが振り向くゴージャスレディ、かつ天真爛漫。
一代で財をなした病床の祖父に代わって、蓄財の過程で踏みつけられた人々への”贖罪”をする。
その贖罪とは、財閥の財を湯水のように振りまいて、世の悪をこらしめ弱きを助ける。
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落ちコマで毎回お祖父様が金の使い方でストレス感じてます。
このお祖父様を描くのが、なんか好きでした。