花小路ゆみ 作品リスト5
”東京カルメン”と”芸能プロデューサー 摩莉亜”の連載中に「花小路小町」は解散し、「花小路ゆみ」として連載を続行しました。
連載途中でペンネームが変わり1週とはいえお休み頂くとか、原作の先生や出版社さんにはご迷惑おかけしましたm(__)m
おかげさまで、両連載ともその後長く続けられて感謝です。
哀夫人~華は乱れて~
- 朝倉 達彦【作】
- 週刊漫画ゴラク【日本文芸社】
- 2003年5月16日号~2004年4月16日号 掲載
- 全47話
幼い時に取り替えられた2人の少女。
東洋百貨店の社長令嬢として天使のように育った松嶋愛、そして片や私生児として貧困生活の中で育ての母を病で失った藤野美沙。
取り替えの事実は知らず、母を捨てた元夫の松嶋大造とその一族への復讐のみを生きがいに、美沙は身体を使って東洋百貨店で出世していく。
全てを持っている者から奪われた幸せを奪い返すために。
数奇な運命に翻弄され激動の人生を生きる平成ロマン!
この作品は、前作の”顔のない悪魔”の流れのエロティックサスペンスです。
ストーリー展開が早く、飽きません。一気読みがおすすめです。
紙版のコミックスは、廃盤ですが、電子コミック版は好評販売中です。
電子化でフルカラー版も出てます。
顔のない悪魔
- 朝倉 達彦【作】
- 週刊漫画ゴラク【日本文芸社】
- 2003年3月14日号~2003年4月11日号 掲載
- 全5話
専業主婦である涼子は、仕事熱心で家庭を顧みない夫への寂しさから、ある日「出会い系サイト」で知り合った男性と浮気をする。
翌日、携帯を置き忘れたことに気付き、自分の携帯に電話をかけてみるが…。
その日から携帯電話を通じて、犯人の執拗な脅迫、陵辱の日々が始まった。
一方、彼女の夫が経営するコンピュータソフト開発会社は、とある事件がきっかけで倒産の危機に追い込まれていく。
果たして”顔の見えな脅迫者”は誰なのか!?
その目的は!?
今作は、エロを前面に押し出したエロティックサスペンスです。
評価良かったので、次作”哀夫人”も同じ朝倉先生とのコンビで連載でした。
コミックスでは、”哀夫人”の5巻に収録されました。
電子コミックでは、今も読めます。
クラブゴージャス
~真夜中のお仕置き
- 倉科 遼【原作】
- 週刊漫画Times増刊【芳文社】
- 2003年3月27日号~2003年5月29日号 掲載
銀座にあるクラブゴージャス。ミステリアスなママ麗美は、客の全てを癒やす魅力で繁盛している。
しかし麗美の本当の顔は、弱者の恨みを晴らす仕置屋だった。
悪者にはゴージャスにお仕置きを!
この作品は、2002年増刊漫画サンデー(オール倉科遼 原作&プロデュース号)に【花小路小町】名義で読みきり掲載された作品の続編です。
都合3本だったので、読み切りの展開ですが、裏に何があったのか気になるキャラでした
花小路ゆみバージョンは、電子コミックで配信されています。
芸能プロデューサー
摩莉亜
- 響 京介【原作】
- 別冊漫画ゴラク【日本文芸社】
- 2002年5月1日号~2003年11月19日号 掲載
- 全38話
トップスターだった乾 摩莉亜は5年前に”ある事情”で芸能界を引退していた。
表舞台から引退し、失踪。ひっそりと生きていた摩莉亜だったが、ある日突然プロデューサーとして復帰。
芸能界の愛憎と欲望の闇をスターオーラの衰えない摩莉亜が、次々に解決。
夢を紡ぎ闇を斬る!
”摩莉亜”の連載途中で、花小路小町が解散して花小路ゆみとして連載は続けました。
時期的には、2002年9月4日号(別冊漫画ゴラク)の第9話(単行本1巻の最後)からが花小路ゆみ作品です。
現在のゆみ作品より大人っぽくシャープな感じの絵です。
東京カルメン
- 鍋島 雅治【原作】
- 週刊漫画ゴラク【日本文芸社】
- 2001年5月~2003年2月21日号 掲載 全81話
経歴本名すべて不明、カルメンと名乗る美女詐欺師と助手ルリ子。
アクション有り、お色気有り、もちろんトリック有り。
頭がキレて絶世の美女。
陽気なカルメンの華麗な解決が毎回見逃せません”ですわ”。
”東京カルメン”最初の話(妖艶詐欺師1-6)は花小路小町で作ったのですが、2作目(スーパースターの野心)から編集部の意向で鍋島雅治先生に原作をお願いすることになりました。
結果として、鍋島カルメンは先生の人柄そのままに明るくノリのいい作品となって、おかげさまで長く連載出来ました。
レディース花小路小町は、ちょい暗めのノリだったので、描いてて新鮮さと共にとても楽しかったです。
連載途中で小町解散とかあったり、環境も色々変化してたのと共に思い出深い作品です。