小町リスト2000

花小路小町作品のリスト5です。
(´∀`)1997~2002まで。

この頃、ややPCでの色塗りも慣れてきて、マンガらしく塗れるようになってきました。
少しずつ連載も増え、同時に青年誌の仕事が多くなります。
普段の絵柄と全く違う絵柄での連載「制服MAX」や、他から原作を頂いての連載が増えるとか色々変化の多かった時期です。
2002年、長く活動してきた花小路小町ですが、青年誌中心になり他からの原作作品のみになった段階で解散になりました。
改めて作品履歴を並べてみると、この時代あっての今だなぁ、と感慨深いです。

迷宮の女たち
Hime【青葉出版】
全6回
各話40~41p
連載
1997.1月号~1997.11月号
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※水晶占いをしているマアジュの元に色々な事情を抱えた女たちが相談にやってくる。
占い師は狂言回しで、各話主人公が違う読み切り形式のお話です。
W(ダブル)
Collet【秋田書店】
全24話(前後編46回+最終話70p)
各回38~50p変動ページ連載
連載
1997.1月号~2000.3月号
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※地味でモテないOL・牛穂丸美は、事故でビルから落下した女優・士道秀美に道路でぶつかってしまう。
2週間後、目覚めた丸美は怒りが頂点に達すると外見も性格も180度代わりデキる女に変身するようになった。
変身中の記憶は、本人には全くないのだが…。
いつもの死体とか殺人とかは、出ません。
OLの願望的なお話です。
襲う!
La.comic【笠倉出版】
32p+(カラー1p)
1997.1月号
面倒な男
CUTE【ワニマガジン社】
38p+(カラー4p)
1997.2月号
新・死んでもらいます
Colletミステリー【秋田書店】
全22話
各話50~60pの変動ページ連載
連載
1997.3月号~2000.11月号
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※「死んでもらいます」続編です。
この絵柄とサツバツとした内容が普段の花小路小町です。
短編も含めサスペンスが多いので、よく死人が出ます。
当時、「死体とブスと変態描くのが上手い」と褒められてました。(´ε`;)
制服MAX
ヤングチャンピオン【秋田書店】
全10回(初回24p,各回20p)
連載
1997.4~1997.9
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※未来から逃げてきた精神寄生体(マインドパラサイト)HCEが人に寄生して様々な事件を起こしていた。
女子高生の泉は、未来の子孫が精神移動(マインドムーブ)で乗り移ることによってHCEを退治する戦士になる。
という感じですが、基本的には女子高生が制服でゾンビを倒しまくる話です。
絵柄が普段とまったく違うのですが、「明るいノリで!」という指定でこうなりました。
この系統は、後に星野小麦のキューティーへつながります。
苦い果実
CUTE【ワニマガジン社】
38p+(カラー4p)
1997.6月号
虹色の幻想
Hime【青葉出版】
37p+(カラー1p)
1997.9月号
花小路ミニシアター
ティラミス【スポーツアイ】
全20話
各話16pの読み切り形式
連載
1997.8月号~1999.3月号
想い
Hime【青葉出版】
39p+(カラー1p)
1997.10月号
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Life is Dead
CUTE【ワニマガジン社】
38p+(カラー4p)
1997.10月号
夢の中へ
Hime【青葉出版】
45p+(カラー3p)
1997.12月号
ラブホテル
CUTE【ワニマガジン社】
50p+(カラー4p)
1998.2月号
Be careful
Hime【青葉出版】
37p+(カラー1p)
1998.2月号
ちちんぱいぱい
ヤングチャンピオン【秋田書店】
20p
1998.3/6日号
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※温泉で下着ドロしてきた主人公のところへパンティーを取り返しに仙女がやってくる、というコメディです。
絵柄も内容も普段のノリとは違う「制服MAX」系です。
SADA
Collet【秋田書店】
前編39p+(カラー1p)
後編39p+(カラー1p)
前後編
1998.4月号~5月号
※大林宣彦監督の『SADA?戯作・阿部定の生涯』とのタイアップ作品です。
リング
ZOKZOK【秋田書店】
46p+(カラー4p)
1998.4月号
※職場の同僚に、いいように使われている地味な女が骨董屋で指輪を手に入れた。
指輪は17世紀に魔女裁判で処刑されたL・アリヴェの持ち物で、触れた相手から苦痛を他者に移す力を持っていた。
他人から”美”を吸い取って美女になった加世子は、病気を治す聖女として有名になっていくのだが…。
薬膳仙女マダム明
楊愛蓮(ヤンアイリェン)【原作】
コミックアルファ【メディアファクトリー】
全35話
各話22p
連載
1998.4/7号(創刊号)~1999.8月(廃刊最終号)
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※”性医”として皇帝を支えてきた家系のマダム明は、日本に渡り民間のために自分の技術を試していくことにした。
毎回、男を癒やし活力を与えるお話です。
マンガの内容に出た料理のレシピが毎回載ってます。
時空仙女マダム明
楊愛蓮(ヤンアイリェン)【原作】
コミックフラッパー【メディアファクトリー】
全5話
初回38p、各話30p
連載
1999.12月号~2000.4月号
※「マダム明」の続編です。
主人公は孫娘に移り、時代が少し進んでかなり未来のお話になってます。
電光石火
Himeスペシャル【青葉出版】
全7話
各話40p~48p変動ページ
連載
1998.5月号~1999.3月号+1999.8月号
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警官の卓也は、銃で悪人を撃ち殺す”電光石火の女”と呼ばれる正体不明の仕置き人を追っている。
その正体は、藤見診療所の美人医師・藤見樹利亜だ。
「劇的警察」と同じキャラ名ですが、こちらの卓也はもう少し明るく、普段の樹利亜はクールでなくお茶目です。
撃ち殺すのは同じですが。
ゆれる絆
CUTE【ワニマガジン社】
40p+(カラー4p)
1998.6月号
歩く死体
ZOKZOK【秋田書店】
46p+(カラー4p)
1998.8月号
誰か私を助けて
CUTE【ワニマガジン社】
40p+(カラー4p)
1998.10月号
テレフォン
ZOKZOK【秋田書店】
39p+(カラー1p)
1998.10月号
あなたの未来
ZOKZOK【秋田書店】
40p
1998.12月号
青天の霹靂
CUTE【ワニマガジン社】
40p+(カラー4p)
1999.2月号
あなたのために
ZOKZOK【秋田書店】
39p+(カラー1p)
1999.2月号
死んだ女
ZOKZOK【秋田書店】
40p
1999.4月号
エンゼル
ティラミスEVA【スポーツアイ】
全6話
各話16p
連載
1999.4月号~1999.9月号
鬼女の流儀
生島治郎【原作】
週刊漫画Times【芳文社】
全4話
各話22p
[1]16p+(カラー4p)+(2色4p)
[3]18p+(2色4p)
短期集中連載
1999.6/4号~6/25号
形而上の問題
ZOKZOK【秋田書店】
39p+(カラー1p)
1999.6月号
ストーカー
ティラミスEVA【スポーツアイ】
全3話
各話16p
短期連載
1999.10月号~1999.12月号
私を殺した女
ティラミスEVA【スポーツアイ】
全3話
各話16p
短期連載
2000.1月号~3月号
浪速純情ロマン
週刊漫画Times【芳文社】
前編22p+(カラー4p)+(2色4p)
後編21p+(2色4p)
前後編
2000.1/4号~1/11号
見つめられる私
絶対恐怖【蒼馬社】
56p+(カラー4p)
2000.3月号
危険な悪女
週刊漫画Times【芳文社】
全30話
初回16p+(カラー4p)+(2色4p)
各話22p
連載
2000.4/21号~2000.11/10号
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※グローバル繊維のイメージガール・姫宮静流は、男を虜にする魅力ある美女。
彼女の母は静流を犯した夫を殺し、殺人罪で服役している。
静流は、自分の幸せのためになら何でもする女になっていた。
恋人・小田切靖雄は彼女を自分の野望のために利用していた。
巨額の遺産を手に入れた静流は、命まで狙われ一時記憶を失うが、復讐のために生きるようになる。
ピカレスクです。
嘲笑
ミステリーLa.comic【笠倉出版】
48p+(カラー3p)
2000.5月号
春の雨
ティラミスEVA【スポーツアイ】
全3話
各話16p
短期連載
2000.5月号~7月号
   
私は許せない
ティラミスEVA【スポーツアイ】
全3話
1~2話16p+第3話20p
短期連載
2000.8月号~10月号
彼の事情
ティラミスEVA【スポーツアイ】
各話16p
前後編
2000.11月号~12月号
隣人の庭
CUTE増刊【ワニマガジン社】
女たちの事件簿
40p+(カラー3p)
2001.1月号
※雑誌名不明【ぶんか社】
8p
2001.1月号
殺意の断崖
夏見薫【原作】
週刊漫画Times【芳文社】
全4話
各話22p
[1]16p+(カラー4p)+(2色4p)
[3]18p+(2色4p)
短期連載
2001.2/9号~3/2号
かちかち山の花咲かじいさん
まんがグリム童話【ぶんか社】
57p+(カラー3p)
2001.6月号
女王蜂
倉科遼【原作】
週刊まんがゴラクsuper増刊【日本文芸社】
28p
2001.4/7号
カリスマ
来賀友志【原作】
週刊漫画Times【芳文社】
全44話
各話24p
連載
2001.5/11号~2002.3/1号
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※偶然目撃した殺人事件の犯人に襲われた二人の高校生は、犯人を逆に殺してしまう。
事件の発覚をおそれ二人はその日から親交を断ち、社会で力を付けることに心血を注ぐ。
15年後、当時の約束を果たすために、成功した二人は再びタッグを組む。
日本を動かすカリスマの集団を創るために。
マンガで見る日本真ん中
おもしろ人物史シリーズ
第4弾「戦国美濃の群像」
里中満智子【監修】
2001.7/4発行
「濃姫」影丸譲也【作画】
「明智光秀」三浦みつる【作画】
「森蘭丸」花小路小町【作画】
描きおろしB5版ハードカバー
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※市販無し。
岐阜県の図書館にあるそうです。
花小路"小町"⇒花小路"ゆみ"
ペンネーム途中変更作品

2002年に花小路小町は解散しました。
この時期に原作作品のみになってきて、メンバー間のやりたい方向性のズレから解散になりました。
ロックバンドの解散理由みたいですが(^_^;)

   
東京カルメン
鍋島雅治【原作】
週刊漫画ゴラク【日本文芸社】
全81話
連載
2001.5月~2003.2月
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※1~6回の第一話は花小路小町で作り、編集部意向で7回から鍋島雅治先生が原作に入ってます。
テンションもガラッと変わって、明るいコメディ作品になりました。
もし、小町だけでの制作であれば、話自体も重く犯罪に詐欺で対抗するノリになったと思います。
どちらの方向性でも良かったと思いますが、結果的には原作付きで明るいノリの鍋島カルメンは好評で長い連載になりました。
クラブ・ゴージャス
倉科遼【原作】
増刊漫画サンデー【実業之日本社】
シリーズ1作目
2002.10
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※倉科遼先生原作作品です。
1作目は、解散寸前の小町作画で、2作目から花小路ゆみ作画になってます。
銀座のママの裏の顔は仕置人で、毎回悪人を殺して始末していきます。
小町で復讐や仕置系の殺人は相当数描いてきましたが、 復讐の動機シーンが小町は長いのに比べ、倉科作品は仕置そのものに比重をおいた作品になってます。
芸能プロデューサー摩莉亜
響京介【原作】
別冊漫画ゴラク【日本文芸社】
全38話
連載
2002.5/1日号~2003.11/19日号
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※人気絶頂の中、突然引退失踪していた摩莉亜が芸能プロデューサーとして芸能界に戻ってくる。
様々な陰謀や競争を裏からプロデュースしていく。
2002年当時の作品ですが、「作曲を自分のものとして、名誉と金を独り占めする作曲家とゴーストライターとの対決」というお話とかも収録されてます。
マンガの中では、2人の作曲対決をテレビで行い、結果的に2人共が売れる作曲家になっていくという話でした。
2014年の現実では、現実はキビしいなあという感じでしたが。

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